新型コロナウイルスの流行や円安の影響で物価高騰が続く中、
家庭菜園を営んでいる方が急増していると耳にしました。
そこで今回、ミニトマトを育てるうえで欠かさない「芽かき」について
お話していきたいと思います。
そもそも、「芽かき」とは?
芽かきとは、茎と葉の付け根の部分から出てくる新しい芽を、
「わき芽」といい、これをすべて取り除く作業のことです。
実はこの作業、地味ですがとっても大事な作業なんです。
これを怠ると、わき芽の生長に養分が取られて肝心の実の方が成長しなくなります。
どのくらい取ればいいの?
「わき芽を取ると、新しい実がならないのではないか?」
と思い、遠慮がちに芽かきをする方もいらっしゃると思いますが、
一般的な食用トマトは、基本的にはすべて芽を摘み取っても問題ないです。
新しい実は茎からしっかり育ってきますので、すべて摘み取るのがおすすめです。
しかし、品種によっては、取ってはいけないものなどもあるので
苗を購入する際は、取扱説明書やお店の方に確認するのを忘れずに。
苗を購入する際は、取扱説明書やお店の方に確認するのを忘れずに。
芽かきのやり方は?
やり方はとても簡単です。
わき芽の根本付近を親指と人差し指で挟んでひねるようにポキっとすると簡単に取れます。
ただ細かい作業のため、周囲の葉やおおもとの茎、実がついている房などに
当たって傷つけないように行いましょう。
当たって傷つけないように行いましょう。
また、芽かきをした後の切り口から雑菌などが入るとトマトが病気になる恐れが
あるので、素手でする際は事前に手をきれいに洗いましょう。
もしくはかなり薄手のゴム手袋などがあればいいかと思います。
最後に…
今回紹介した「芽かき」は定期的に行っていく作業です。
これをやるとやらないでは、トマトの大きさやおいしさに大きく影響しますので
丁寧にしてあげましょう。