季節が冬になると、お風呂のありがたみが身に沁みますね!
今回は、そんなお風呂についてのココだけの話を紹介します。
ココだけの目次
実は…一番風呂は健康に悪い!?
皆さんは、一番風呂についてどう思われています??
・お風呂に入るときは絶対一番風呂がいい!
・お湯を張り立ての方が、きれいなで清潔なお風呂に入れる。
・何とも言えない満足感でリラックスできる。
しかし、実は一番風呂というのは医学的に見てもあまり身体に良くないと言われています。
一番風呂はなにが良くないの?
一番風呂とは、その名の通り、お湯を入れたばかりで誰も入っていないお風呂のこと。つまり、水道水を沸かしたままということで、湯の成分は水道水そのものということになります。
日本の水道水は世界的に見てもとても質が高く、全国どこでも安心して飲むことができますが、「軟水」であるという点が今回のポイントになってきます!!
ヒトの身体とお湯の成分濃度の差が問題
お湯(軟水)は、一般的にはミネラル分などの成分が少なく、濃度の低い水と言われています。
一方、ヒトの皮膚の細胞内にはたんぱく質や様々なミネラル分などの成分が豊富に含まれており、お湯(軟水)と比べるとずっと濃くなっています。
この差こそが一番風呂が健康に良くないと言われている理由となります。
濃度の違いで起こる問題
一番風呂とヒトの身体の濃度の違いで起こる問題としては、、、
・皮膚への刺激が通常より強くなる(肌への負担が増える)
・浸透圧で肌に必要なうるおいが奪われてしまう(乾燥肌)
などがあります
※浸透圧:濃度の高い方(皮膚成分)が濃度の低い方(お湯)へ拡散してしまう時の圧力。
その他の問題
一番風呂は文字通り、お湯を張ってすぐに入ることを言います。
この状態だと特に冬場は、湯船に対して浴室の方がまだ暖まっておらず、その温度差でヒートショックを起こす可能性があります。
高齢者の方は特に気をつけた方がいいです。
どうしても一番風呂に入りたい方は、脱衣所から浴室にかけて暖房器具などを使って、温度差を少なくして入るようにした方が良いです!
どうしても一番風呂に入りたい!!
一番風呂が実は健康にあまり良くないことがわかりましたが、一人暮らしの方や、一番風呂にどうしても入りたい方は、必ずいらっしゃいます。
そんな方たちには、「入浴剤」を入れて入浴することをお勧めします。
入浴剤の中には、ミネラル分をはじめ多くの成分が入っていますので、濃度の薄いお湯(軟水)でも入浴剤で補填することで皮膚への負担を軽くすることができます。
また、入浴剤には良い香りの物が多いためリラックス効果も上がり、快適な入浴ができます。
ぜひ、試してみてください!!